2018.11.11 Sunday

アッサムティと「ゆたかみどり」の相似性

0

    基本的に味覚(感覚)が鈍いのか、ひとつのことを身体で覚えるのに時間がかかるみたいで、例えば紅茶のアッサムの味や香りをなんとなくわかるのに、2週間くらいは毎朝飲み続ける、ということをします。

     

    もちろん勉強というより好きだから楽しみなのですが。そうしておいしくはいったり、そうでなかったり、を繰り返していくうちに、そのお茶の特徴、チャームポイントみたいのが感じられ、全体としての姿、プロポーションが自分の中で少しずつ明確になっていく。

     

    そんな要領でこのところ飲んでいるのがアッサムティのオレンジペコー(大きな葉っぱの上級品)です。淡い水色のダージリンなんかと対照的に、濃い赤の茶液。バラの香り、ビスケットの香りといわれてみればそんな感じ。

     

    ポットにお茶を入れすぎたのがこぼれて染みだらけのティーコジーが

    恥ずかしいですが。

     

    濃くてまろやかで、甘みがあり、セイロンティのたとえばソフトな味わいのディンブラでさえ少しは感じられる渋味がほとんどない。まるで日本の緑茶の「ゆたかみどり」みたい。そしてセイロンのディンブラなんかは甘味とわずかの渋味がバランスして、飲んだあとが爽やかな、中蒸しの「やぶきた」を思わせる。

     

    なんてこというとあっちこっちから叱られそうですが、イメージとしてはそんな気がします。赤ワインの品種に喩えたら、アッサムティはまろやかなメルローだと思うなあ。

     

    アッサムがベースの堂島ブレックファストです。

    ムジカティの看板商品でもあります。

    2018.10.29 Monday

    ココアのおいしさとは?

    0

      横浜の元町で出会った、というよりその店のマスターに熱心に勧められたココア。オマンヒニ・ホットココアはアメリカの商品ですが、日本での代理店は神奈川県葉山町にあるパッパニーニョという会社です。取引を希望したいとFAXを送ったら、丁寧で熱心な返事が来て、私どもの店にこのココアが並ぶようになったのは5年くらい前のことです。

       

      その時の返信に書いてありましたが、オーナーの二宮さんという方は三菱重工の社員でまたサッカー部の選手、監督をなさり、黎明期の全日本サッカーチームの監督も経験された方です。サーカー指導者そして会社員としてオランダ、ドイツにそれぞれ12年以上暮らしている。

       

      そういう長い海外の生活を通して実感したことは、ヨーロッパの人達は、とにかくよくお茶や珈琲、あるいはお酒を飲む。そして人との会話を大切にする。そのことがコミュニケーションを大事にすることが、自分たちの日々の暮らし、つまり人生をとても豊かにしてくれる。

       

      一方で、年に数度帰日すると、ちょうど高度成長期ということもあったのでしょうが、ろくに休みも取らずに働く同胞の姿をみて疑問を感じるようになった。

       

      やがて日本へもどってからは、そんなお茶の時間を提供するような仕事をしたいと思い、大好きだった珈琲の販売を兼ねたカフェを風光明媚、ゆったりした空気の流れる葉山にオープンします。

       

      葉山御用邸から5分ほどの住宅街にあるパッパニーニョのお店

       

      凝ったつくり、ヨーロッパの雰囲気満載の店内。

       

      とびきり高品質のオリジナルのブレンドコーヒーとともに、このお店の看板となっているのがココアです。温めた牛乳に大さじ山盛り一杯のココアパウダーを加えてかき混ぜるだけで、そんじょそこらの喫茶店ではかなわないとってもおいしいココアが楽しめます。

       

      オランダに本社のある有名なココアメーカーをはるかにしのぐおいしさと思う。なぜか?ココアの原料カカオは、とにかく油脂が多い。チョコレートの原料なのだから当たり前なのですが、油脂が多いということは、収穫してからの劣化が速い。加工工場のあるヨーロッパまで運んでいる間にバクテリア:細菌が繁殖してしまう。

       

      外のテラスでココアの野点をしてくれました。

       

      それをアルカリ処理といって化学処理をする技術を開発したのがバンホーテン博士だそうです。それも大したものだけど、もちろんそんなことをするより、鮮度のよい状態で、つまり収穫した現地で加工してしまえば遙かにおいしいココアが作れるだろう。

       

      そう考えて商品化したのがオマンヒニ・ホットココアです。5年前に電話で説明されて説得されたお話をもう一度聞いてきました。

       

      もと全日本サッカーチーム監督、オーナーの二宮さん。笑うとつぶらな瞳が可愛い。

       

      逗子からバスで海岸を通って、ヨットがたくさん目に入る葉山アリーナを過ぎ、御用邸から程近くにあったパッパニーニョのお店で、歓待され、ブランチをごちそうになり、素敵なスタッフと奥さまともいろんなお話をしておなかもこころも一杯になって帰ってきました。

      朗らかで温かい素敵な女性スタッフを両手に花で。

      JUGEMテーマ:社長日記

      2018.10.10 Wednesday

      台湾お茶事情2・・・お茶カフェのパフォーマンス

      0

        JUGEMテーマ:コラム

        せっかく台湾へ行くのだから、故宮博物館の書とそれから、お茶をいろいろ飲んできたい。とガイド役のいとこに伝えていたら、とてもいいお店に連れて行ってくれました。

         

        台北市内のそのお店では、席に着くと、大きなお盆に30種類以上のお茶の葉が透明な容器に載っていて、その香りを嗅ぎ分けて好みのお茶を選ぶ。まずこのサービスに感心しました。プロのお茶屋だって、一度に30種類ものお茶を比べる機会はそうないから。

         

         

        しばらくすると今度は珈琲のサーバーとドリッパーに似た道具に先ほど選んだお茶にお湯を注いだものが運ばれてくる。これがまた目を引きます。その道具にはタイマーがついていて、数字がどんどん小さくなっていきます。蒸らし時間の残り秒数が表示されるのです。

         

        この数字がゼロになると、どういう仕掛けなのか、サーバーの上に載ったドリッパーから下のサーバーにお茶が落ちてきます。その様子はまるで、サイフォンで珈琲を淹れ、アルコールランプを外すと珈琲が下のフラスコに落ちてくる光景を彷彿させるよう。

         

        そうして流れ落ちたお茶を楽しむのですが、とにかく、これには参りました。よく考えていると思う。茶葉をたくさん見せて、香りを嗅がせて選ばせる。それをユニークな道具でしかもセルフでパフォーマンス満点のお茶が眼のまえで楽しめる。すごいなあ。

         

        これは、凍頂烏龍だったと思う。

         

        台湾というといわゆる茶藝といって、道具を使ってお客様の眼のまえで、亭主が茶碗を温め、お茶を淹れる一連のサービスが売り物です。前日に行った観光名所九分の阿女茶楼でも、やってもらいましたが、実はこれは台湾茶を普及させるために考え出された演出なのだそうです。

         

        私たちにとっては、お抹茶を頂くときのような感じがしますが。で、今回このカフェで受けたサービスは、そういった台湾茶藝の現代的なアレンジのようにも思えました。お茶の魅力を余すところなく上手に伝えていると思います。すばらしい。

         

          これは左が凍頂ウーロン茶、真ん中がフルーツティー、右が東方美人だったか。

        Calendar
            123
        45678910
        11121314151617
        18192021222324
        252627282930 
        << November 2018 >>
        高木園ネットショップはこちら
        www.takagien.co.jp
        Selected Entries
        Categories
        Archives
        Recent Comment
        Links
        Profile
        Search this site.
        Others
        Mobile
        qrcode
        Powered by
        30days Album
        無料ブログ作成サービス JUGEM