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2015.02.04 Wednesday

「文明論之概略を読んで」

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    イメージの写真ですが

    もうひとつのブームは、福沢諭吉さんです。正確には東大法学部の名物教授だった丸山真男さんが福沢諭吉の「文明論之概略」をテキストに一般の方向けに開いた読書会の講義録です。

    大の福沢好きを自認する丸山先生が、福沢諭吉というひとの魅力とエッセンスを、自分の知性を全開にして、わかりやすく、お話ししているのですが、いやあ、なんていうんだろう。もう素晴らしいの一言。

    大学の時の先輩(今は専修大学の教授)がいつか手紙に書いてくれましたけど、教師にとって一番大切なことは、知識の伝達ではなくて、ものを学ぶ喜び、たのしさ、憧れ、そういったものを生徒や読者に伝えることだと思う。

    幕末と明治維新にまたがって生きた当時最高の知識人であった福沢諭吉が、日本がインドや中国のように欧米の植民地になってしまわないで、独立を保つにはどうしていったらいいか。

    その課題を見聞したり、読んだりしたテキストと日本の現状を照らし合わせながら模索し、何が大切で優先順位はどうなのか、と様々な提案をし、行動していく様が伝えられます。大変に難しいことだとおもいながらも、決して悲観的にならず、建設的にしかも対症療法的ではない対応の仕方を具体的に説いていく。おもしろいですよ。
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