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2017.03.19 Sunday

コバケン節が炸裂!

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    母親の付き合いで観に行ったコンサートがすばらしかった。地元いわき市出身の小林研一郎指揮、日本フィルの演奏です。プログラムも、ハンガリー舞曲の1番、6番、5番。そのあとチャイコフスキーのピアノコンチェルト1番(娘さんとの共演)、最後はドボルザークの「新世界から」だった。

     

    出身地だから、もちろん音楽が大好きな人もたくさん来ているけれど、ふだんはそんなにクラシックを聴かないし、コンサートに足を運んだりしないひとも、小林さんだからやってきた、というひとも結構いるようで、そんな地元ファンが見守る中でコバケン節が炸裂したような演奏だったとおもいます。

     

    最初の挨拶の時に、ブラームスのハンガリー舞曲を、ごく一般的に演奏するとこんな感じ。それを日本フィル&コバケンがやるとこうなります・・。といってご自身の思いや曲の解釈、そしてよく知った土地、そこで長いあいだ暮らし、からだで感じ取った音楽、そういう理解から生まれた演奏というものがあるのだ、とプログラムが進むほどにずっと実感していました。

     

    小林さんは、ハンガリー国立交響楽団の常任指揮者を15年務め、そのこととご自身の音楽性との相性もあったのでしょうが、ブラームス、ドボルザーク、スメタナ、チャイコフスキーなどどこか土臭い、そして少し暗い濃い情念をとっても抒情的に歌いあげながら、そのなかに非常に繊細であたたかく、染みいるような旋律が登場する曲が合っている(見当違いなのかもしれないけどそんなふうに感じました)。

     

    アンコールで披露したユーモレスクのときも、最初の旋律はよちよち歩き、そのあとは大人になり恋を知り、そして成長しやがて死を迎える。というようにこの4分くらいの短い曲に人の一生というものを込めて編曲してみました。みなさんの想像力をおつかいになってお聞きいただければと思います・・。

     

    2曲目のアンコールは作曲されたいわき市の市歌で、会場を巻き込んだ大合唱の末閉幕となりました。良かったなあ本当に。その余韻がいつまでも醒めないので、他の人が演奏した新世界を聴いてみると、なるほど、小林さんの演奏、そしてお人柄というものが以前よりよくわかったようにおもえました。貴重な機会をあたえてくれた母に感謝しています。

     

    あ、言い忘れたけど、娘さんのピアノもよかった。さいしょのうちちょっと緊張しているみたいだったけど、途中からどんどんのって、引き込まれてしまいました。

     

     

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