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2019.10.31 Thursday

品種茶飲み比べ その1

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    県内(福島県内)の日本茶インストラクター仲間の1人、佐藤公平くんが京都府宇治へ援農に行ってきました。茶農家がいちばん忙しい茶摘みと製造(一次加工)の間、農作業と茶工場の仕事を手伝ってきて、おみやげに宇治を代表するいろんな品種のお茶をもらってきた。

     

    せっかくなのでみんなでお茶を見たり、飲んだりしながら勉強会をしませんか?という声かけに応じて、先日いわき市平の根本園店内で実施したのですが、これがとってもよかったです。話すと(書き出すと)長くなるので、2回くらいに分けて書いてみます。

     

    お茶にとくに興味がない人でも「やぶきた」というのは聞いたことがあるでしょう。やぶきたは日本の緑茶を代表する品種で、日本全国で作られる緑茶の8割位を占めている、それでご存じの方が多いんですね。

     

    宇治でもやぶきたが一番多いそうだけど、それでも他の茶産地とちがって、煎茶・玉露・てん茶(抹茶の原料)といったいろいろな茶種、そしてそれゆえにたくさんの品種が育てられている。

     

    玉露を注いでいるところ。

     

    宇治は、お茶漬けで有名な永谷園さんのご先祖、永谷宗円さんが蒸し製緑茶という現在の日本緑茶の作り方を考案された地であり、また覆いをして茶を育てる玉露やてん茶、かぶせ茶も宇治で開発されたものです。日本でもっとも歴史と伝統がある茶産地であり、一軒の農家が、煎茶も玉露も抹茶の原料であるてん茶も栽培することも一般的で、これも他の産地にはあまりないことです。

     

    そういった事情が、お茶づくりの腕を磨き、複数の品種のお茶の相性を考えて生かす、ブレンド技術も育っていったのでしょう。さて、今回公平くんがもらってきたお茶の品種は、さみどり、おくみどり、うじみどり、ごこう、かぶせやぶきたの5種でした。

     

     

    拝見盆という容器にお茶の葉をあけて、茶葉の形、色、艶などをみて、手でかるくにぎって重さを感じ、お茶の葉のやわらかさ、硬さなども確かめ、そのうち誰からともなくお茶の葉をボリボリと食べ始めました。

     

    外観を観察して、重さ、硬さを見る、ということも一般の方はあまりされないと思いますが、お茶の審査などでは必ず行われます。食べるのは、審査というより、単純に良いお茶はたべておいしいのです。甘いし、茶液にしたときの味や香りも想像できるから。

     

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