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2019.12.11 Wednesday

龍神自然食品センターを訪ねて。

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    紀州の梅の主産地は、大阪から和歌山県の海岸線を南下して白浜の少し手前、南部・田辺あたりです。周囲は梅林に囲まれ、まちなかには梅メーカーがたくさん。そのほとんどが梅農家から仕入れる塩分20%の梅を減塩し、蜂蜜や砂糖などで甘く味付けした、お茶請け用の梅をつくっています。

     

    ある意味で梅本来の風味や栄養価を損なった作り方ともいえそうですが、紀州の梅が高級食材のブランド品として有名になったのは、こんなふうに上品な和菓子のように仕上げて、それが多くの人に好まれたからでしょう。私どもの店で人気のハネムーンや紀宝梅などもそうした商品の一つです。

     

    龍神自然食品の屋上の干し場から

     

    この南部から紀伊山地の麓、高野山近くへ30キロほど入ると、美人の湯として知られた龍神温泉があり、そこで30年以上無農薬、無化学肥料の愚直な梅作りをしているのが、龍神自然食品センターです。20年前、妻と娘と訪ねたときは、オーナーご夫妻がお元気で、若い頃からだが弱くて、食べ物で元気になった恩返しと思い、梅作りをはじめたと創業以来の苦労話を明るく話してくれました。

     

    今はその息子さんが社長さんです。梅の栄養成分の代表はクエン酸で私たちが生きるエネルギーを生みだすときにとても大切な仕事をしてくれますが、そのクエン酸をもっとも多く含むのが青梅の時。それで龍神では青梅を収穫しています。梅はもちろん、紫蘇も、お米も原木栽培の椎茸も、それから林業もやっていて、その材木で木工品も作っている。

     

     

    二代目社長と精鋭スタッフです。

     

    自然の恵みを大切にしながらまるで自給自足のような活動をしているこの会社には、一流企業をやめて加わった若い人もいて、活気に溢れ、二代目社長の率直で朗らかな説明を聞きながら、教えられることがたくさんありました。わざわざ出かけていってよかったと思いました。

     

    クエン酸たっぷりの収穫した青梅

     

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