2019.01.17 Thursday

初釜で濃茶にカルチャーショック

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    遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

     

    これは昨年の稽古の時の写真ですが。

     

    お茶(茶道)を習っている社中の初釜なるイベントに一年生として参加しました。茶室の前の控え室で先生や先輩に挨拶して、おとそを頂いたら、草履を履いて庭へ出て手と口を清め、茶室へ入る。掛け軸を眺め、花を愛で、坐ると、炉という小さな囲炉裏に炭を加え、そのあと、先生が濃茶を点てる。

     

     

    この濃茶というのをもちろん話では知っていたけど、実際に飲んだのは初めてで、まあコーヒーのエスプレッソのようなものだろうと想像していたのですが、そんなものじゃなかった。まず、その濃さにびっくり。だってドロドロなんだもの。

     

    先輩たちは、終了後の新年会でも今日の濃茶はおいしかったと口々に言っていましたが、ちょっとしたカルチャーショックだった僕には、とてもゆっくり味わう余裕なんかなかった。でも、たしかにあんなに濃くて(緑色の絵の具をゆるくといだくらい)、それでいて苦くないというのは、よっぽど上等の抹茶なんだろうと思っていたら、やはり100g1万円以上とのこと。

     

     

    濃茶のあとに、お薄が点てられ、こちらはふだんの稽古で飲んでいるので抵抗なくおいしく頂きました。お茶の前には、もちろんお菓子がでて、花びら餅や茄子の砂糖漬けをいただく。こうしてお菓子やお茶を細々としたルールに則って楽しみ、2時間ほど過ごしましたが、なかなかユニークな体験でありました。

     

    JUGEMテーマ:社長日記

    2018.12.12 Wednesday

    茶道入門して2ヶ月

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      50代の前半にはじめた書道に続いて、齢57にして茶道(抹茶)の稽古に通っています。50の手習い第2弾なんて偉そうにいうほど熱心ではないのですが、少なくとも抹茶を楽しめるようにはなりたいと思っています。

       

      初心者は、略盆といって、正式なお点前を大幅に省略したやり方を習うのですが、それでも覚えることは山のようにある。少なくとも自分にはそう感じられます。

       

      お辞儀の仕方も丁寧さの程度によって3通りある。部屋へ入るときは右足から、出るときは左足で。袱紗というハンカチのような布をまるで手品師のように優雅にさばく、ということがいたるところで求められるのですが、これがうまくできない。

       

      やわらかく、しなやかに使いこなすには、肩や腕のちからが抜けて、しかも正しい姿勢でないとできません。茶巾といって、ガーゼをちいさな台ふきんのようにして、茶碗の水気を拭きとることも言われたようには使えない。

       

      そんなこんなで優雅とはほど遠いお点前もどきをおよそ2ヶ月続けているのですが、最近気がついたことがあります。いろんなことを注意なさる先生が、どうしたわけか、肝心の抹茶の点て方に関してはほとんど何も言わない。それはどうしてなのだろう?

       

      その理由が、おぼろげながらわかるようになりました。茶筅をきれいにはやく動かして、お茶をおいしく点てるには、指、手、肘、肩のちからが抜けていて、やはり姿勢がよいことが必要で、それは袱紗を裁くときや、茶巾で拭くときのポイントと変わらないから。

       

      だからお茶を点てるまでの約束事がちゃんとできるようになっていれば、たぶん茶筅をじょうずに使い、おいしいお茶を点てることができる。ということじゃないかなあ。ちがうかなあ。

       

      新商品の抹茶「ほんまもん」です。

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      2018.08.30 Thursday

      お茶のおいしい淹れ方は?

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        辻調理教室の辻静雄さんが勉強ための食べ歩きを始めたとき、最初にアドバイスを受けた評論家の方に「私が推薦するレストランで食べる料理を必ずしもあなたは調理できなくても構わない。調理の技術より大切なのは味の記憶なのです。

         

        その記憶を他の人にちゃんと伝えることが大事」というようなことを言われます。その話を読んだときはふーん、と思っていたけど、この頃とても納得させられることです。たとえばお茶のおいしい淹れ方などを教えたり、自分で身に付けたいと思ったときに。

         

        どういうことかというと、日本茶インストラクターなのでおいしいお茶の淹れ方を公民館や学校の体験授業などで僕たちも教えるのですが、大抵は、緑茶であればお湯を冷まして、茶葉がほどよく開いた頃に、濃さが均等になるように注ぎ、最後の一滴まで注ぎきる・・・。

         

        こんなふうに話しています。こういったルールを毎回厳密に実行して、湯温を図ったり、茶葉の量もきちんと計量して、待ち時間もタイマーをみて。そういう具合にきまじめに練習を重ねていくうちに、だんだんといちいち温度やお茶の量を量ったりしなくても、適量、適温で淹れられるようになっていく。

         

        そういったアプローチが言ってみれば上達の一般的方法かもしれません。でも一方で、そんなきっちりじゃなくても、とにかく数多くお茶を淹れ、飲む。量をこなすというか。

         

        そうして、あ、今日のお茶はおいしいな、あるいはとても苦いなあ、どうしてこんなに渋いんだろう。などと失敗もたくさん経験していく中で、びっくりするくらいおいしくそして香りもじゅうぶんに感じられる。そんな感動するようなおいしさに出会うことがあります。

         

        そのお茶が本来持っていた魅力というか可能性というか底力というか、それを自分が引き出せた。お茶ってこんなにおいしいんだ、ともいえるような。そんな経験をしたら、その味や香りがその人にとってのそのお茶の基準、モノサシになるはずです。

         

        そしてそのおいしさを再現しようと毎日お茶を淹れるようになる。それは日常の中になんというかささやかなダイヤを掘りおこすような、不思議な期待をもたらしてくれます。

         

        これはウーロン茶「黄金桂」ですけど。

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