2018.06.11 Monday

オールドビーンズとは?

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    その年の最初に摘まれたお茶を新茶といい、翌年の新茶がでると前年のそれは古茶と呼ばれるように、珈琲も新しく収穫された豆を新豆、一年以上前の豆を旧豆、オールドビーンズといいます。

     

    お茶、ことに緑茶の場合は、新茶が出ると、去年のお茶は二束三文の扱いだけど、珈琲の場合はちょっとちがうみたい。ちゃんと管理された珈琲豆は、新豆にない魅力を持ち、それをひきだす焙煎家、そして好んで楽しむファンもいるから。

     

    ブラジルのシモサカ農場から毎年とどく豆は、農園オーナーの下坂さんが厳選した優良豆ばかりでしたが、販路が不充分だった当時、新豆がきても、1年前や2年前の珈琲豆がまだ残っていたのです。

     

    ところが、代理店であるブラウンチップの母体が繁田園という大きなお茶屋さんであったために、冷蔵設備が充分あって、そのおかげで、在庫となったふるい珈琲は理想的な水分の抜け方をしました。

     

    その結果、すっきりと軽く飲みやすい珈琲となって。オールドビーンズのお手本のような豆でした。

     

    2018.01.11 Thursday

    スペシャリティ珈琲とは

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      味、香り、栽培環境など品質において優秀であると高く評価された珈琲のことです。

       

      珈琲の世界では、長いあいだ良質の豆とそうでない豆を区別する基準がなく、例えばブラジルサントスと言えばブラジルのサントス港から出荷される珈琲の総称であり、モカにしてもイエメンのモカ港から積み出される豆のすべてがよいもわるいもいっしょくたにされてしまっていました。

       

      そうではなくて、土壌や栽培方法や生産家の情熱などが結実した明らかに高品質と認められる珈琲を評価し、それをスペシャリティ珈琲と呼ぶようになったのです。

       

      ワインの世界ではことにフランスなどは、畑の等級や蔵のランク付けが国の決める基準に基づいてラベルに表記されていますが、おなじような取り組みが珈琲でも生まれたのはより美味しい珈琲を飲みたいユーザーが増えた。

       

      つまり市場の成熟があるからでしょう。一方で、優良農園を適正に評価することが生産家のモチベーションをあげることにつながるのはいうまでもないでしょう。そうそう、こういった動きにコンビニの100円珈琲が少なからぬ影響を与えていることも間違いないとおもいます。

       

      びっくりするほどおいしいとは言えないにしても、十分満足できる風味ですし、現に私どもの店頭でも珈琲豆やそれこそスペシャリティ珈琲でつくったカフェバッグ(1杯ずつのドリップパック)が以前と比べてよく売れるようになりました。コンビニ珈琲侮ることなかれですよね。

       

      パナマ・ハートマン農園の珈琲です。しっかりしたコクがあります。

      2017.10.12 Thursday

      濃くて苦くてあまい珈琲・・神田伯剌西爾ブレンド

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        神保町は不思議な魅力を持った街です。もちろん、言わずと知れた本の町で、その規模は世界一らしい(築地みたいですね。世界一の魚市場だっていうから)。そして、まあこれはわからなくはないけど、喫茶店が多い。

         

        ミロンガ、ヌオーボ、さぼうるなどの老舗から最近はやりの店内焙煎した珈琲をその場で飲めるスタイルの店、それとジャズ喫茶もたくさん。これに加えて、なぜか中華料理店とカレーの店が多いのです。

         

        中華店には魯迅とか周恩来とかが日本に留学していたときに故郷の味を懐かしんで訪れていた店もある。カレーにいたっては、エチオピア、共栄堂、ボンベイをはじめとして、スパイシーなインドカレーからコクのある欧風カレーまであらゆるタイプのカレーが食べられる。

         

        ここ数年は神田カレーグランプリなるイベントもやっていて僕が食べに行ったカーマというお店でもラリーのスタンプをスマホにもらっているお客さんがいました。神保町にこれだけ飲食店ができた理由は、30年以上前、この地にキャンパスをもった大学や予備校では、今のように学生食堂などが充分に整備されていなかったかららしい。

         

        明治、中央、日大、専修、医科歯科大、順天堂、駿台など日本一多い学生の胃袋を充たすために、飲食店がつくられていった・・。といったこの街のユニークな成り立ちが書かれた本(「神保町書誌孝」)があります。著者は鹿島茂さんで、大好きで興味もあるのですが、なにしろ4000円もするから目下検討中。

         

        ところで、神保町の中心部付近小宮山書房の地下に「伯剌西爾」という老舗の珈琲店があります。ここのブレンドはおいしいですよ。とっても濃くて、苦くて、けれどあまい。

         

        苦味がありながらあまみを感じる、というのは深煎りの焙煎で、鮮度の良い豆を、上手に淹れているからそうなるように思えます。ビターなのに、嫌味がなくて後味があまい。このオリジナルブレンドは自家焙煎らしい。

         

        こういう味を提供したい、という明確なイメージを持ってブレンドし、焙煎して、それを丁寧に淹れている。そんな珈琲への愛情と情熱を感じさせます。帰りに豆を200g、カフェバッグを3個買ってきました。でも、家で淹れるとなかなかお店のようにいかないんだなあ。

        神田伯剌西爾のHPはこちら・・http://brazil.nobody.jp/

         

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