2018.09.18 Tuesday

台湾お茶事情3・・阿女茶楼でお茶

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    JUGEMテーマ:コラム

    台北市からタクシーで1時間弱でたどり着いた観光名所九分は、雰囲気があってとにかく素敵だと言われ、ガイドブックに掲載されている阿女茶楼の写真なども美しいのですが、実際に行ってみるとたくさんのお店が狭い通路の両側にところ狭しと並んでいる。

     

    台湾ならではの工芸品やお茶はもとよりお菓子、デザート、食事をする店がいったい何軒あるのだろう。なんとかいう豆腐のニオイがとてもきつくて閉口しましたが。

     

    ここはもともとは9軒くらいしか民家のないさびれたところだったのに、金山が見つかって元気になり、その後有名な映画の舞台となって、さらに宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」のモデルらしいという話も広まり、そんなわけで、赤い提灯が灯る夕暮れ時ともなると抒情的雰囲気が増して、大変な人だかりです。

     

    それはともかく、その阿女茶楼でお茶を飲んできました。お店の人が眼のまえでいわゆる茶藝をやってくれて、ああ台湾へ来てるんだ、という印象を持ちました。ちょっとちがうけれど、鉱山が見つかったことで栄えたという話は、山形の銀山温泉なんかといっしょだなあ、と感じながら。

    聞香杯(もんこうはい)といって香りを楽しむ茶碗です。

    2018.03.25 Sunday

    聞香杯:モンコウハイとは何か?

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      烏龍茶の香りを楽しむための茶碗のことです。烏龍茶を淹れたら、縦長の円筒形のお猪口のような形をした茶碗にお茶を注ぎ、そこへ小さな湯呑み茶碗を被せたのを、中指と親指でつまんでくるりとひっくり返す。

       

      そうしてお茶が湯呑み茶碗に移動して空:からになった杯を両手の平の間に挟んで、鼻先でころころと転がすようにしながら、その香りを楽しむ。このときの杯を聞香杯(読み方はモンコウハイ)といいます。

       

      名前のとおり、香りを聞くための杯で、烏龍茶の本領が味以上に香りを楽しむことにあることを物語っていると言えるでしょう。黄金桂の乳香というやわらかくあまい香り、鉄観音のスッキリ爽やかな香り、熟れた果実のような東方美人の香りなど烏龍茶の香りのバリエーションを聞き比べするのも一興でしょう。

       

      ぜひお楽しみくださいませ。飲み干した茶碗を同じように両手に挟んでころころやってもいけますよ。

       

      写真奥のふたつの茶碗のうち、右側の縦長の茶碗が聞香杯。

      こちらへお茶を注いだら左の茶碗でフタをしてそのふたつを指ではさんで

      ひっくりかえし、カラになった方の香りを嗅ぎます。

      味よりも香りを重視した中国茶の醍醐味を満喫してください。

       

      JUGEMテーマ:名物グルメ

      2018.02.08 Thursday

      烏龍茶が何度も飲めるのはなぜ?

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        ペットボトルが普及している今ではどうかわかりませんが、中国の人は朝出がけに自前の水筒にお茶を淹れてもっていく。この水筒というのがちょっと変わっていてフタを開けてお湯が出てくるところに網がついている。

         

        何のための網かというと、水筒の中に入っているお茶の葉が出てこないためです。水筒へお茶の葉を入れ、熱湯を注いだら、網をかけてフタをする。この水筒のことをラオパンペイといいます。以前ブログで紹介しましたツイスティのモデルかもしれない。

         

        お茶を飲んで少なくなってきたらお湯を足す。紅茶をたくさん飲むニュージーランドやいろんなお茶が飲まれる中国ではとにかくいたるところでお湯をもらえるそうです。そうして朝入れておいたお茶の葉を換えないで夕方まで使う。

         

        もちろん少しずつうすくなっていくけれど、ちゃんと味も香りもします。日本の緑茶が3回くらい飲むと出がらしといって味も素っ気もなくなってしまうのとずいぶん違いますよね。これはどうしてなのでしょうか?

         

        いちばんの理由は、お茶の作り方、加工の仕方のちがいにあります。日本の緑茶は、蒸して、揉んで、揉んでと水分を飛ばしながら、お茶の葉の成分がお湯に溶け出しやすいように何段階もかけて揉む作業をします。これを烏龍茶はあんまりしない。見た目もゴツゴツしていていかにも手を加えていない感じがします。

         

        だからお茶の葉の組織が壊されることが少なく、したがってお茶の成分がお湯に溶け出すのにも時間がかかるのです。ゆえに何度も飲める、ということになります。ということは日本の緑茶の作り方は、お茶にとってはとてもストレスのかかるつくりかただと言えるでしょうね。

         

        一番人気の黄金桂。乳香と言ってあまいミルクのような香りがします。

        女性に人気です。

         

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